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個性的でおしゃれな家にしたい!失敗しないための注文住宅「外壁の色選び」のポイント     

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注文住宅を建てるときにできれば「個性的でおしゃれな家にしたいな」と思いますよね。そのようなときにも大きなポイントになるのが「外壁の色選び」なのです!

日常の生活に快適さをもたらすための選択は間取りの取り方や仕様、設備の選び方をはじめ、第一印象を決めるともいえる外壁の色選びも同じくとても需要な部分になります。

外壁の色は簡単に塗り直しができるものでもないので、事前に行っていた色選びの段階で「失敗しないためのポイント」を実践することが大切です。

外壁の色ひとつをとっても住宅の雰囲気が大きく異なりますし、快適で長く暮らしたいと感じる住宅になるかどうかを左右するといっても過言ではないからです。

そこで今回は、「失敗しないための外壁の色選びのポイント」や「よくある失敗例」などを踏まえてご紹介します。

 

外観の色選びで多い失敗例について

長いこと暮らしていくマイホームをおしゃれに仕上げるためにも、「外壁の色選び」はとても重要なポイントになります。

だからこそ、外壁の色選びをはじめるまえに「よくある外壁の色選びの失敗例」を抑えて失敗を未然に防いでいきましょう。

 

失敗例(1)汚れが目立ちやすい外壁

外壁の色選びに失敗すると「汚れが目立ちやすくなる」ことがあります。

色の与える印象はとても大きく個性的でおしゃれな色合いであっても、その一方で汚れが目立つといったデメリットが生じることがあるからです。

外壁に汚れがつく大きな原因はカビやコケ、大気汚染などが原因です。住宅の周辺に沼地や川などが多い場合などは、比較的汚れがつきやすいとされています。

汚れが目立ちやすい外壁の色に「白」や「黒」があります。そのほか、緑色の外壁は自然の色に馴染むキレイな色として人気がありますが、場合によっては汚れが目立ちやすく少し汚れがついただけでも大きなカビやコケなどの汚れにみえてしまうことがあるのです。

 

失敗例(2)周囲に馴染まない外壁の色

個性を象徴し過ぎたことが原因で「周囲に馴染まない外壁の色」を選んでしまうことがあります。

このようなときに多いトラブルが、「周辺住宅から苦情が発生する」ということです。周りの住宅の色合いとまったく異な色合いの外壁にしてしまうと、それだけで景観を損なうといったクレームが発生することが多いためです。

一生に一度あるかないかの注文住宅づくりになる場合も多いので、できれば希望をより多く活かした家にしたいという希望があります。しかし、近隣にお住まいの人たちとトラブルなく仲良く生活するためには、後から家を建てる人がほかの住宅に配慮した家づくりをしなければなりません。

苦情が入りやすい外壁の色には、自然の色ではない「原色」を用いた場合が多いようです。もし外壁の色で個性を出すのであれば、色合いを二色や三色、部分的に色を変えりといった工夫を用いることで個性的でおしゃれな外壁に仕上げることができます。

 

失敗例(3)イメージしていた色と仕上がりが大きく異なる

外壁の色選びの失敗例の一つに「イメージしていた色と仕上がりが大きく異なる」といったことがあります。

「イメージしていた色はもっとも明るい色だったのに、仕上がりをみると思ったよりも全体の印象が暗くなってしまった」といった失敗例です。

色のイメージが異なるからと再度塗り直しをしていたらそれだけ工期が延びますし、何より費用がさらにかかってしまいます。こういったことを防ぐためには事前のカラーシュミレーションを欠かせず、妥協することなく何度でも確認作業を行うことが大切だといえます。

 

 

失敗しないための外壁の色選びのポイントとは?

注文住宅づくりを進めるにあたり、大きなポイントになるのが「外壁の色選び」です。間取りや設備などに目が行きがちですが周囲の視線に入る箇所の大半が外壁だからです。

先にご紹介した外壁の色選びに関する失敗例を念頭に置きながら、「失敗しないための外壁の色選びのポイント」について考えていきましょう。

 

ポイント(1)色による効果を知る

これから注文住宅の外壁の色選びを考えようというときには、まず「色による効果を知る」ことから始めます。

色による第一印象は非常に大きな影響力を持っており、色が変わっただけで印象がガラッと変化することもあります。

注文住宅の外壁の色選びで人気の高い「暖色系」の色は「温かみ」を印象づける色です。たとえば、薄いオレンジや黄色、ピンクといった色合いの外壁はアットホームで温かい家庭といった印象を与えることができます。

さらに暖色系の外壁の家は、木や花といった自然との相性が良いことからガーデニングを趣味にしている方にとっては嬉しい相乗効果が得られます。

その一方で、「涼しくクール」な印象を与えたいというときには「寒色系」の外壁にするのがおすすめです。暖色系とは反対に、涼しくすっきりした印象の寒色系の外壁は青や青緑、水色などの色にすると効果的です。

 

ポイント(2)カラーシミュレーションを繰り返す

外壁の色選びで失敗しないためには、住宅づくりの専門家と何度も打ち合わせを重ねながら最適な色合いを選ぶことが大切です。

業者との打ち合わせでは何よりも重要になるのが「カラーシミュレーションを繰り返す」ということです。業者には多種多様なカラーサンプルが揃っているため、日中の光の射す時間帯や午後の日が落ちてくる時間帯、そして曇りの日や雨の日といった日が射さない状況下でも色の見え方をよく確認するようにしましょう。

イメージした色と仕上がりの色が大きく異なるといったトラブルが多く発生することがありますが何度もカラーシミュレーションを繰り返すことで、できる限り理想のイメージと仕上がりが大きく異なることを回避することができるでしょう。

 

ポイント(3)色の面積効果を意識する

色選びで注意したいことの一つに「色の面積効果を意識する」ということがあります。

「色の面積効果」とは、カラーサンプルで色を確認したときにサンプルの大きさによって「色の見え方」に変化が起きる状態のことをいいます。

たとえば、二つのカラーサンプルのうち、一つはサンプルの面積が小さくて、もう一つはサンプルの面積が大きい場合があります。どちらのサンプルも同じ色であることに間違いないのですが、サンプルの面積が小さい場合は色の見え方が「濃く」見えることがあるのです。

一方、面積が大きいサンプルに関しては小さいサンプルに比べると「色が薄く」みえることがあります。このような現象は色の面積効果が見え方に影響しているためです。そのため、大きな外壁の色選びのためにサンプル確認をする際には、「できるだけ大きめのサンプルをみる」ことが大切なポイントになるのです。

 

ポイント(4)近隣住宅との色の兼ね合いに注意

外壁の色に個性的な色を選ぼうとしている方は、「近隣住宅との色の兼ね合いに注意」する必要があります。

自由度の高い注文住宅を選ぶからこそ外壁の色も個性的にしたいと思うものですが、住宅が密集している場合は地域ごとに「ガイドライン」が決まっているので、このルールに沿って住宅づくりを進める必要があります。

外壁の色選びは自分たちだけが納得していれば良いということではなく、必ず周りの住宅の外壁の色合いや周囲の景観を損なわないように配慮しながら適切な外壁の色を選ななければならないのです。

 

 


まとめ

毎日目に入る場所だからこそ、外壁の色は慎重に決めたいですし、周囲との兼ね合いも考慮しながら最適な色選びをする必要があります。色選びに失敗してしまうと快適な家という効果を半減させてしまいますし、再度塗り直しともなれば高額な費用がかかってしまうので注意が必要です。

外壁の色選びに失敗すると損をする一方であるため、何度もシミュレーションを重ねて、後悔のない色選びを行うようにしましょう。

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