収納スペース重視の方必見！効果的に収納を使うために抑えておきたい「間取り選びの３つのポイント」

注文住宅の新築一戸建てを購入して「個性を取り入れた設計にしたい！」と希望する方にとって、「間取りの取り方」や「間取りの選び方」はとくに力を入れて検討したい重要な作業です。

間取りを取るときに忘れてはいけないことの一つ、それが「収納スペース」です！

収納スペースをうまく間取りに取り入れられるかによって、快適な生活を送れるかどうか、住み心地の良し悪しなどに大きく影響してくるからです。

そこで今回は、「間取り選びの３つのポイント」と題し、収納スペースの重要性や収納を間取りに取り入れる際の工夫やコツなどについてご紹介します。

間取り選びで需要な「収納スペース」の役割とは？

理想のマイホームに必ず必要となる間取りの一つに、「収納スペース」が挙げられます。

収納スペースを効果的に取り入れるためには、「家をキレイに保つ」ためには欠かせない間取りといえます。

利便性の高い収納スペースを取り入れたい間取りといえば、「キッチン周り」や「玄関周り」、そして「お風呂場」や「洗面所」などです。これらの間取りは毎日のように使用する場所ばかりなのであることから、汚れやすく・散らかりやすい場所であるといえます。

このような場所を中心に利便性の高い収納スペースを取り入れることができれば、「使わないときにはきちんと整理整頓ができて」、「使うときにはすぐに手に取れる場所に物を置ける」ようになります。

さらには、物が散らばらないようにキレイに収納できることからストレスのない快適な生活を送れるようになりますし、汚れてしまった部分を見つけたときにも毎日簡単にお掃除をすることができます。

効果的な収納スペースを作るためには、以下のような点に注意して間取りの設計をしていきましょう。

失敗のない収納スペースを間取りに取り入れるときには、「収納量と荷物量を考える」ことから始めましょう。

必要な物と、今後も取っておきたい物などをきちんと仕分けして、残ったものを収納するためにはどれほどの収納量が必要かをしっかりと把握します。

収納量を多くし過ぎると、ほかのプライベートスペースの広さを減らさなきゃいけなくなるので、荷物の量が多過ぎると感じたときにはこの機会に思い切って断捨離することも大切です。

収納スペースを間取りのどこに配置するかを決めるためには、家族全員の「生活動線をよく把握する」ことが大切になります。

家族がよく使っている場所を線で結ぶと、どのような場所に収納スペースを置くべきかが判断しやすくなります。

たとえば、キッチン周りをよく使う人の動きを線で捉えた「家事動線」でみれば、調理台やコンロの後ろにパントリーといった食品収納庫があったほうが便利です。

収納が必要な場所には「場所ごとの用途を考えた収納庫を設置する」ことで、使いやすく便利な収納スペースを設置することができるでしょう。

たとえば、毎日出入りする玄関周りには靴の収納庫をはじめ、傘やベビーカー、子どものおもちゃ、アウトドア用品、ゴルフバッグなど、大きめのものでも簡単に収納できる「土間収納」を設置するのがおすすめです。

まとめ

間取りのなかに収納スペースを設置するときには、「本当に必要になる収納なのか」、「どこに収納があったら便利なのか」といったことをよく把握しながら間取り選びをすることが大切になります。

あとから収納スペースが欲しいと思っても簡単に取り付けることができないので、間取りを決める段階で何度も検討を重ねて後悔のない収納スペースを確保していきましょう。