《注文住宅のこだわりポイント》後悔しないためのキッチン選びで注意したい４つのこと

「キッチンの種類選び」や「キッチンのレイアウト方法」は、注文住宅の設備や仕様などを決めていく流れの中でもとくに注意したい間取りの一つです。

キッチンは水周りのなかでも配管（下水管や給水管）の設置場所を簡単には移動できないことから、より注意を払って設置しなければなりません。

それでは早速、注文住宅を建てる際にこだわりたいポイントの一つである「キッチン選びで注意したいこと」をいくつかご紹介します。

キッチン選びで注意したい４つのこと

住宅の間取りや設備のなかでも、リフォームや修理がとくに難しいとされるのが「キッチン周り」であり、家事や調理を行う方の大きな悩みの種にもなりやすいのもキッチンです。

シンクや調理台、それにコンロの間をスムーズに移動することができないと、毎日行っている家事にも大きな負担になってしまいます。

以下では、注文住宅でキッチン選びをするときや、キッチンを配置するにあたって知っておきたい「注意点」をご紹介します。

キッチンの間取りに失敗しないためには、「キッチンの種類選びやレイアウトの取り方」に細心の注意を払う必要があります。

キッチンの種類によってはキッチンを配置するためのスペースを多く確保する必要がありますし、家事動線をきちんと把握しておかないと無駄な動きが多いキッチンになってしまいます。

キッチンでの「動きやすさを重視する」ためには、家事や調理をする方の行動をよく把握することが大切です。

そして、キッチン周りでの行動を知るためには、家事動線をきちんと把握しなければなりません。家事動線を把握していれば、どういった形状のキッチンが自分に合っているのか、どのような配置の方法がベストであるのかを間取りの作成前にイメージしやすくなるでしょう。

注文住宅であれば、キッチンの種類のほか「収納の数やレイアウト」も比較的自由に選ぶことができます。

L型キッチンシンクや調理台、コンロをＬ型に配置するときには、大人数での作業のしやすさ、そして調理スペースが広がるといったメリットがあります。しかし、コーナー部分に関してはデッドスペースになってしまうことから、収納にかけるスペースが極端に狭まってしまうといったデメリットがあります。

収納は多ければ多いほど良いというわけではありませんが、適切な場所に収納がないと不便なキッチンになる可能性があるため注意が必要です。

キッチンのどこにゴミ箱を設置して、どのくらいのスペースが必要なのかを事前に把握しておく必要があります。ゴミ箱スペースはキッチンのレイアウトで案外見落とされがちですが、しっかり検討しておかないとゴミ箱を置いたことでキッチンスペースが極端に狭まるといったデメリットが生じてしまうので注意です。

まとめ

今回はキッチン選びを行うまえに知っておきたい４つの注意点についてご紹介しました。簡単にリフォームできないキッチンだからこそ、失敗しないようなキッチンの種類やレイアウトを考えなくてはなりません。

注文住宅を建てるにあたり後悔のない住宅づくりをするためには、キッチンを含めた設備選びや間取りの取り方により慎重になる必要があるのです。