《はじめての方必見》家を建てる目的に合わせた「注文住宅の種類や工法」をご紹介します!
夢にまで見た注文住宅を建てるときに、悩みの種となりそうなことは沢山ありますが、そのなかでも建物の雰囲気や仕様、耐久性・耐震性、そして住み心地、将来のリフォームの有無など、どういった物をどのように取り入れたいかを明確にすることで「注文住宅の種類や工法」の選び方が変わってきます。
そこで今回は「注文住宅を建てる目的に合わせる」ことに着目して、注文住宅の種類や工法を失敗なく選ぶための5つのご提案をご紹介します。
目次
注文住宅の種類や工法を選ぶ前には「目的を明確」にしよう!
注文住宅を建てる上で、住宅の種類や工法選びは非常に重要なポイントになります。どういった住宅や建築工法を選ぶかによって、住まいの特徴や仕上がりの良し悪し、さらには実際に生活をしてみたときの快適さが大きく異なってくるからです。
ちなみに、注文住宅には「木造住宅」や「鉄骨住宅」、「鉄筋コンクリート住宅」といった種類があります。建築工法には「木造軸組在来工法」や「ツーバイフォー工法」、「重量鉄骨造」、「軽量鉄骨造」、「鉄筋コンクリート構造(RC造)」、「鉄骨鉄筋コンクリート構造」などがあります。
これらの中から最適な住宅の種類や建築工法を選択するためには、注文住宅を建てる上で何を重視していて、どのような「目的」があるのかを明確にするといったことが大切です。
注文住宅を建てる目的(1)限られた敷地に建てる家
都心部などの住宅同士が密接している「限られた敷地」に注文住宅を建てようとしているときには「鉄骨住宅」がおすすめです!
鉄骨住宅は建物を構築するために「鉄骨」を骨組みとして使用しています。そのため、建物を構築する強度や耐久性、耐震性などが法律の規定を満たしていれば、狭い敷地にも3階建ての住宅を建てるといった工夫ができるのです。敷地が少ない分、階数を増やすことで限られたスペースを有効活用することができるのです。
注文住宅を建てる目的(2)自然の温かみを感じる家
「自然の温かみを感じる家」を建てるためには、日本古来の建築工法を用いている「木造住宅」がおすすめです!
木造住宅の最大の特徴といえば、「木材」という自然素材を使用していることです。木の温もりを常に感じることができますし、自然素材であればアレルギーや喘息といった身体に影響を及ぼすリスクを最少減に抑えることもできます
注文住宅を建てる目的(3)建築コストを重視した家
「軽量鉄骨造」は規格化された鉄骨素材が工場で大量生産されていることから、比較的「建築費用コストを安く抑える」ことができます。
しかし、建築コストを重視した住宅にするのであれば、やはり「木造住宅」がベストです!
木造住宅であれば日本の天候にも適していますし、ほかの住宅や建築工法に比べトータルでかかる建築コストを安く抑えることができます。
注文住宅を建てる目的(4)安定した品質の家
「安定した品質の家」を建てたいというときには、規格化された鉄骨素材を工場で大量生産している「鉄骨住宅」を選ぶのがおすすめです!
最近の木造住宅は木材などの素材を工場で事前に加工(プレカット)することも増えていますが、構造やデザインが複雑な注文住宅の場合は今でも職人さんが現場で使用する木材を必要な形に加工しています。そのため、職人さんによって加工の仕上がりに大きな差が生じてしまうといった懸念が残るのです。
そういったときに鉄骨住宅であれば、職人さんの技量に左右されることなく安定した資材を用いることができます。規格化された素材を使用することから、どの施工業者に依頼しても安定した品質の家を建てることができるのです。
目的5.リフォームや増築のしやすさを考えた家
将来的に「リフォームや増築」の可能性があるといったときには、木造住宅の「木造軸組在来工法」を選ぶと良いでしょう!
骨組みである柱や梁、土台を取り外さなければ、外壁や間取りといった面で再工事がしやすいためです。
さらに、内装に壁を設置したり、取り外したりするというリフォームに関しては、鉄骨住宅の「重量鉄骨造」がおすすめです!
軽量鉄骨造に比べて建物を支える柱の数を可能な限り少なくできることから、壁を取り払ってスペースを広くとることも容易なのです。
まとめ
家を建てる目的を家族全員で話し合って、疑問な点や分からない点があれば早いうちに施工業者や専門家の力を借りるなどして理想のマイホームを構築することが大事になります。
注文住宅を建てようと決めたら、どういったことを「目的」に家を建てるのかということを明確にしておくだけで、さまざまな住宅の種類や建築工法から最適なものを選びやすくなります。今回の内容を参考に大満足の注文住宅を建てるのにお役立てください!