鉄筋コンクリート住宅向けの建築工法について！その種類や特徴を知ろう！！

よく話題に上がることも多い注文住宅として、おしゃれな外観で人気の「鉄筋コンクリート住宅」があります！近代的でシンプルな佇まいに、マイホームを建てようと人の多くが一度は憧れを抱くようです。

鉄筋コンクリート住宅は何といっても「耐震性」や「耐久性」、「耐火性の高さ」が魅力的な住宅です。

そこで今回は、鉄筋コンクリート住宅の基本や鉄筋コンクリートを構築するための二つの建築工法についてご紹介します。

 

鉄筋コンクリート住宅の二つの建築工法について

鉄筋コンクリート住宅とは、鉄骨とコンクリートを組みあわせてできた「鉄筋コンクリート」で構築されている住宅のことをいいます。

鉄筋コンクリート住宅で用いられる主な建築工法には「鉄筋コンクリート構造（RC造）」と「鉄骨鉄筋コンクリート構造（ＳRC造）」があります。

どちらも耐久性や耐震性、耐火性、防音性などに優れていることはもちろんこと、シンプルでモダンな外観からおしゃれだと話題になることが多い建築工法です。

 

◎鉄筋コンクリート構造（RC造）の特徴

「鉄筋コンクリート構造」は、英語で補強されたコンクリートという意味をもつ“Reinforced-Concrete”という単語の頭文字をとって「RC造」と呼ばれることがあります。

鉄筋コンクリート構造は骨組みと配置された鉄筋の周りに型枠をつくって、その中にコンクリートを流し込み固定させる建築工法です。引っ張る力に対応できる鉄筋と圧縮に対応できるコンクリートの特徴を同時にあわせ持つことから、一般の住宅に限らずマンションやアパートなどでも用いられることもあります。

 

◎鉄骨鉄筋コンクリート構造（SRC造）の特徴

「鉄骨鉄筋コンクリート構造」は、“Steel framed Reinforced Concrete structure”の頭文字をとって「SRC造」と呼ばれます。

先にご紹介した鉄筋コンクリート構造とよく間違われることがありますが、それぞれ建物を構築する際の建築工法の特徴が違います。

鉄骨鉄筋コンクリート構造は鉄骨で作った骨組み（土台や柱、梁）の周りに鉄筋を配置して、そこにコンクリートを打ち込み固定する建築工法です。鉄骨や鉄筋、そしてコンクリートそれぞれの特徴やメリットを集約した非常にメリットの多い建築工法です。

 

 

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まとめ

今回は、鉄筋コンクリート住宅の二つの建築工法についてご紹介しましたが、各工法の特徴を少し見ただけでもそれぞれにたくさんのメリットがあることが分かります。

注文住宅を建てようというときに「鉄筋コンクリート住宅にしようか」、はたまた「違う種類の住宅にしようか」と悩んでいる方は、ぜひ鉄筋コンクリートの建築工法それぞれのメリットやデメリットについてもよく調べてみてください。注文住宅の種類や建築工法を選ぶときには、たくさんの情報を把握していたほうが失敗のない判断ができるようになるからです。