鉄骨住宅（てっこつじゅうたく）

鉄骨を使って骨組みを構築している住宅を「鉄骨住宅」といいます。一般的な木造住宅にくらべ、鉄骨の接合部分は溶接などを用いていることから、建物の強度や耐久性、そして耐震性などに優れているとされています。鉄骨住宅の種類を大きく分けると、軽量鉄骨住宅と重量鉄骨住宅があります。軽量鉄骨住宅は、6ｍｍ未満の鋼材を使うため、壁に筋交いという方法を使って強度を保つ必要があります。筋交いを用いていることから、部屋の間取りやレイアウトなどの自由度が低くなります。都心など、狭い土地に一戸建て住宅を建てたいという時には、三階建ての軽量鉄骨住宅を建てるなどして、狭いというデメリットを払拭することもできます。