注文住宅の設計をしてやっと建物の建築工事が着工するまでには、半年から一年ほどかかることも珍しくありません。
そのため、失敗のない注文住宅を建てるためには「設計や建築などを依頼する業者を決めるまでにやっておきたいこと」を一つずつクリアし、計画通りにスムーズに事が進むようにしっかり準備しておくことが大切になります。
今回は、注文住宅を依頼する業者を決めるまでにやっておきたい4つのことをご紹介します。
業者を決めるまでにやっておきたいこととは?
だれにも真似できないこだわり重視の注文住宅を建てるためには、綿密な計画を立てることや目的を明確にすること、そしていっしょに切磋琢磨でき、信頼して任せられる施工業者を見つけることがとても大切になります。
日本国内にはハウスメーカーや工務店、そして設計事務所など、注文住宅の依頼ができる業者が数多くありますが、業者選びをするまえに施主自身ができることをコツコツと積み重ねることで夢のマイホームへと近づけることができるでしょう。
(1)住宅展示場を見学して知識を増やす
注文住宅を依頼する業者を選ぶ際には、たくさんの営業マンや担当者と話をする機会があります。そのときに、施主自身も注文住宅に関しての知識を増やしておくことで、適切な対応をしてくれる業者であるかを見極められるようになるでしょう。
注文住宅に関係した知識を増やすためには積極的に「住宅展示場を見学する」ことも大切ですし、担当者にいろいろと話を聞いて分からないことは解決しておくようにしましょう。
(2)業者の資料を請求する
話しだけを聞いてもイメージが湧かないことも多いため、業者の担当者に合う前にはどのような企業理念をもった業者であるのか、そしてどういった家を建てる業者であるのか、といったことを「資料請求」を通じて見極めることができます。
業者への資料請求は無料のサービスであることが多いので、インターネット上でみた情報や知り合いからの情報をもとに業者に資料請求してみましょう。
(3)資金計画をしっかり練る
業者を選ぶまえに「資金計画をしっかり練る」必要があります。
理想とするマイホームのイメージが全くできていない状態で業者を探しても、何にどれほどの費用がかかるのかも検討がつきませんし、業者の担当者と打ち合わせを重ねてもなかなか想いを形にすることが難しいでしょう。
そのため、業者を選ぶまえにはどういった方向性の家を建てるのか、どういった目的の設備や仕様を間取りに取り入れたいのか、といったことを明確にすることで資金計画は進めやすくなるでしょう。
(4)土地探しをはじめる
家を建てるための「土地探し」は、早いうちから始めておきましょう!
こだわりの家を建てることはもちろん重要なことですが、せっかく家を建てたのに土地が悪いことが原因で住みにくく、不便な家になってしまったら意味がありません。そのため、「土地探し」をスタートさせた状態で業者選びをしたほうが、注文住宅づくりに失敗するといったリスクを軽減させることができるのです。
中には土地探しに半年から数年かかるといったこともあるので、目星をつけて早い段階から土地探しを始めるようにしましょう。
まとめ
注文住宅は業者を見つける前の段階から、さまざまな作業や決めらなければならいことがあります。今回ご紹介したように、注文住宅を依頼する業者選びをするまえにやっておいたほうが良いことがいくつかあるので、後悔のない大満足のマイホームを手に入れるためには早い段階からできることを一つずつ解決しておきましょう。