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快適なマイホームを建てるために!注文住宅における4つの「窓の設置ポイント」

自由度の高い間取りや設備、仕様にも強くこだわりを持ちたいといった方におすすめの住宅づくりに、「注文住宅」があります!

設計士や建築家、そして住宅づくり業者の担当者と話し合いを重ね、何もない状態から理想の家を建てられることに大きな魅力がある住宅です。

今回注目しているのは、注文住宅を建てた際にトラブルになりやすく、失敗が起こりやすいとされる「注文住宅の窓の設置」についてです。注文住宅の窓の設置に関する失敗例なども把握したうえで、適切かつ、失敗のない窓の設置をしていきましょう。

 

注文住宅の窓の設置ポイントとは?

注文住宅の窓の設置に関するよくある失敗例として、「隣家の窓やドアが近過ぎてプライバシーを保てない」、「採光がうまく取り入れられない」、「圧迫感があって落ち着かない」といったことがあります。

このような失敗を起こさないためにも、注文住宅を建てる際には「窓の設置」についても熟考する必要があるのです。

 

設置ポイント(1)生活スタイルを意識した採光を取り入れる

注文住宅の間取りの設計を行うにあたり窓の設置場所を考えますが、そのときに気をつけたいことの一つが「生活スタイルを意識した採光を取り入れる」ということです。

たとえば、「共働きで朝から出かけている」というケースでは昼間の採光の取り入れ方よりも、「朝日の光を十分に取り込める住宅づくり」をしたほうが効果的です。

その一方で、朝よりも「昼間の時間帯に家にいることが多い」というケースでは、「日中に入る日差しの量」をよく考えた採光の取り方が大切になります。

 

設置ポイント(2)風の通り抜けがスムーズに行われるようにする

採光の取り方と同時に「換気のしやすさ」という面では、「風の通り抜けがスムーズに行われる」窓の設置が大切です。

適切な場所に窓がなければ嫌な臭いが充満しやすくなるうえ、ホコリなどの汚れが溜まりやすい不衛生な家になってしまいます。

日本国内には二階建ての住宅が多くありますが、二階は一階にくらべて空気が溜まりやすいことから、意識的に換気のための窓を取り付けなければなりません。換気用の窓がきちんと設置されていないと、二階に嫌な臭いが充満してしまうといった問題が起こるからです。

このような問題を回避するためには、窓の設置場所やドアの配置場所をよく考えて、うまく換気がされるように効果的な間取りの設計を行わなければなりません。

 

設置ポイント(3)高さを意識した窓の設置

窓の設置場所に失敗したという場合に多いのが、「お隣の窓やドアに向かい合う窓を設置してしまった」ということです。

向かい合わせでなくても、角度の関係でお互いの私生活が垣間見られるようになってしまえばプライバシーが損なわれ、快適な生活に支障をきたす可能性が生じます。

このような失敗を防ぐためには、窓を設置するときに十分な「高さ」を保つことが大切だといえます。窓が高ければお互いの私生活が視線に入ることもないですし、効果的な採光を取り入れためにも効果的だからです。

 

設置ポイント(4)防犯対策を考慮した頑丈なガラス

窓の設置場所は快適な暮らしを実現するためにはとても重要なポイントになりますが、同時によく考えたいのが「防犯対策のための窓」です。

よくある「引き違い窓」は、割られやすく、侵入されやすいといった理由からセキュリティー面では若干不安が残ります。

そのため最近では、採光を十分に取り入れられることも大切ですが、同時に「頑丈なガラス」を用いて防犯対策に力を入れた住宅も増えています。頑丈なガラスを用いれば防犯対策にも大きな効果が得られますし、自然災害などによる被害も極力抑えられるといったプラス効果もあります。

 

 


まとめ

注文住宅を建てたという方によくある失敗例の一つが、今回ご紹介したような「窓」に関するトラブルです。窓の数は多ければ多いほど良いというわけでもありませんし、自由度を意識し過ぎたことが原因で起こる弊害も少なくありません。

家族のライフスタイルに合わせて間取りを取ることはもちろん大切なことですが、それと同時に周りの住宅とも上手く共存していくためには窓の設置の仕方や配置場所についてもよく検討を重ねる必要があるのです。