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後悔のない業者選び方!注文住宅を依頼するならハウスメーカー?それとも工務店?

注文住宅づくりを依頼できる業者は、主にハウスメーカー(住宅メーカー)や工務店、そして設計事務所などです。

そこで今回は、失敗のないマイホームを建てるために重要なポイントになる「後悔のない業者選びのポイント」、そして「注文住宅を依頼するならハウスメーカー?それとも工務店?」と題し、事前に知っておきたい業者選びのポイントについて一挙まとめています。

 

これだけは欠かせない!後悔のない業者選びのポイント

後悔のない業者選びができるということは、ある意味「後悔のない注文住宅づくりができる」ということです。スタートから施行完了まで長く付き合っていく相手であることから、「後悔のない業者選び」をすることはマイホームを建てるにあたり非常に重要なポイントになるといえるでしょう。

 

◎信用できる業者であるかの見極め

業者選びをするときのポイントとして、「信用できる業者であるかを見極める」ことが大切です。

たとえば、耐久性や耐震性を何よりも重視しているという方にとっては、大きな地震や衝撃に耐えられるかといった性能に関しては事前によく確認しておくことが大切になります。住宅の性能に関して深く問い合わせたときに、「嫌な顔せずきちんと誠実に対応してくれる業者」は信用できる業者の一つであると考えても良いでしょう。

 

◎アフターサービスの充実度を確認する

業者によって建てられる住宅や得意としている住宅の種類が異なります。そのため、耐久年数や保証期間などにも違いが生じることから、注文住宅を建てるにあたっての打ち合わせは幾度となく重ねる必要がありますし、どんなことに対しても積極的に、かつ丁寧に対応してくれるといったことがとても大事になるのです。

業者との打ち合わせの中でよく確認しておきたいポイントの一つに、家が完成したあとの「アフターサービス」に関することがあります。

この先20年から30年、さらにはそれ以上暮らしていく住まいですので、家を建てた後のメンテナンスをどれだけきちんと行うかが家の寿命を左右するともいえるからです。

業者を選ぶ際には、さまざまな点に関して業者と施主で相互理解に努めることが大切ですが、それと同時に家を建てた後のアフターサービスの充実度を忘れずに確認しておくようにしましょう。

 

◎注文住宅を依頼するならハウスメーカー?それとも工務店?

注文住宅は資金計画を立てることから始まり、土地探し、資金計画、業者選び、間取りや設備の設計、建築工事、そして入居と、これらの流れに長いと2年から3年ほどかかることがあります。

時間をかけてでも後悔のない注文住宅づくりをすることが重要になりますが、業者選びをするときによく迷いそうなのが、「大手ハウスメーカーに依頼するか、工務店に依頼するか」といったことです。

どういった業者が自分たちの希望をより多く取り入れてくれるのか、そして予算も踏まえて総合的に自分たちに合っていると思われる業者はどこか、といったことをもとに後悔のない業者選びをしていきましょう。

それでは次に、注文住宅をハウスメーカーに依頼するとき、そして注文住宅を工務店に依頼するときに覚えておきたい業者選びのポイントについてご紹介します。

 

 

注文住宅を建てたい!ハウスメーカー選びのポイント

注文住宅を依頼できる業者を検索すると、検索結果の上位に高い確率で出てくるのが「大手ハウスメーカー」です。

はじめて家を建てるという方でも、企業名は聞いたことがあるというほど有名な企業ばかりです。ハウスメーカーの多くは土地や建物のスタイルがすでに決まっている建売住宅を販売していることがありますが、施主の希望を考慮した注文住宅づくりに関しても依頼を受付けています。

 

ポイント(1)焦らずじっくり時間をかけて選ぶ

ハウスメーカーの多くは工務店や設計事務所などにくらべ、宣伝費用や人件費に高額な予算をかけることができるため、さまざまキャンペーンを通して販促活動をしています。

住宅展示場へ見学に行くとモダンでおしゃれなデザインや、便利な設備が揃った住宅など、魅力がたくさん詰まった住宅ばかりが並んでいます。そのため、まだ計画を練る前にも関わらず、勢いで契約をしてしまうという方も案外多いようです。

業者選びは、今後の設計作業や建設工事を効率よく進めるためのキーポイントとなります。そのため、決して即決することなく「じっくりと時間をかけて選ぶ」ようにしましょう。選ぶ業者によって今後の住まいの暮らしやすさを左右するといっても過言ではないため、業者選びに半年から一年をかけたという人も中にはいるほどです。

 

ポイント(2)会社の方針を見極める

ハウスメーカーによっては、会社の方針により利益やスピードを重視している企業もあれば、顧客の希望や要望をより重視している企業などいろいろと特色があります。

どちらが良い業者であるかは断言できませんが、家を建てる目的や強いこだわりを家族全員でよく検討して明確にすることで、どちらの企業の方針が自分たちにより合っているかを判断することができるでしょう。

たとえば、決められた規格の中でスムーズに打ち合わせや進められて、大幅な価格の変動がないことを優先したいという方には「スピード感を重視するハウスメーカー」がおすすめです。スピードを重視し過ぎて手抜き作業になっては困りますが、打ち合わせにそれほど時間がとれない、こだわりはあるけど自分で間取りや仕様、設備などを決められないといったときには効率が良いハウスメーカーだといえます。

その反対に、時間的な余裕はあるからよく話を聞いてもらえて、適切なアドバイスや提案などが欲しいという方には「顧客重視のハウスメーカー」に依頼するのがおすすめです。何度も打ち合わせをしても嫌な顔せずに、毎回丁寧に対応してくれる担当者と密な関係を築くことができれば、理想のマイホームに近づくことができるでしょう。

 

 

地元密着型の失敗しない工務店の選び方

はじめて家づくりをする方にとっては、どのような業者に依頼をしてサポートしてもらえるかは大きなポイントです。

そして、次にご紹介するのは「地元密着型の失敗しない工務店の選び方」についてです。

 

ポイント(1)工務店の強みを知る

工務店によって、建てる住宅の種類や特徴などはいろいろと異なるため、どの工務店に注文住宅づくりを依頼するかは「それぞれの工務店の強みを知る」ことが大切になります。

注文住宅の場合は建売住宅とは違って、何もない状態から計画を立てて家を建てます。そのため、最初から最後まで責任を持って取り組んでくれる工務店に依頼することができればより安心です。とくに、「注文住宅を主に取り扱っているという工務店」があれば大きな強みですし、注文住宅を依頼するのであれば非常に頼もしい業者であるといえるでしょう。

 

ポイント(2)自社施工の責任感の強い工務店

責任感が強く、信頼のおける工務店に多い特徴が、「自社で施工を一括している工務店」であるということです。

さまざまな業態の工務店がありますが、なかには施主との打ち合わせは工務店の担当者が行いますが、実際の建築工事に関しては下請けの業者に依頼するということがあります。

建設工事の下請けをしている業者が優良業者であれば問題ありませんが、低い価格で下請けしていた場合には手抜き工事をされてしまうといったマイナス面が生じてしまうのです。そのため、できれば最初から最後まで責任を持って、家を建てたあとのアフターサービスまできちんと面倒を見てくれる工務店を見つけることが一番だといえるでしょう。

 

ポイント(3)注文住宅に強い工務店であるかを見極める

「注文住宅に強い工務店」であることは、注文住宅を依頼する際の大きな判断材料になります。

業者のホームページを確認してもいいですし、担当者にこれまでの実績を訪ねてみるのも良いでしょう。「大手のハウスメーカーから依頼を受けた」、「下請けの物件ばかりを扱っている」といった工務店は、注文住宅を建てた経験があまりないことも多いようです。

また、新築物件以外にリフォームや改築などを中心に取り扱っている工務店に関しても、注文住宅に関してはそれほど経験がなく不得意としている可能性があります。

 

 


まとめ

こだわりの強い世界に一つだけの理想のマイホームを持つためには、「注文住宅」を建てることをおすすめします!注文住宅であれば、何もない状態から一つ一つ計画を立てて理想の住まいを建てることができるからです。

ある程度決まった規定の中から好きな間取りや設備などを選ぶことができて、安定したサービスを求めるのであれば「ハウスメーカー」に注文住宅を依頼したほうが良いでしょう。

その一方で、個性やこだわりを強く取り入れた注文住宅を建てたいというときには、地域密着型の「工務店」に依頼するのがおすすめです。

ハウスメーカーや工務店に限らず、さまざまな業者が注文住宅を建てることができますが、それぞれの特徴や強み、そして専門としている住宅の種類など、さまざまなことを参考に信頼できる業者選びをすることが満足度の高い注文住宅づくりをするには大切なことだといえるでしょう。