竣工検査(しゅんこうけんさ)
建物が完成したあと、設計図や仕様書どおりに仕上がっているか、不具合がないかなどを確認するための検査です。施工検査は、工事の責任者や管理者、施工会社、そして施主により行われます。チェックポイントは、建物にキズがないか、ドアの開け閉めは問題なく行われるか、工事による汚れは付いていないか、床のきしみや剥がれの有無、コンセントの位置や数は間違っていないか、きちんと電力が通っているか、排水がきちんとされているか、設備は指定したものが設置されているか、水漏れはないかなど、たくさんあります。施工検査中に発見された不具合は、入居前に対応してもらえますが、あとで見つけた不具合に関しては直ぐに対応してもらえない、修理してもらえない可能性もあるため注意しましょう。似ている言葉に「完了検査」がありますが、こちらは建築基準法に基づいているかを第三者機関により検査を行うことを指します。